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覚悟の話
仕事文脈 vol.25に今回も寄稿させていただきました。「贈与と愛と覚悟、続けていくためのリスクの取り方について」というタイトル。ニュースレターを読んでくださってる方々にはこの半年ずっと自分が書き続けてきたような話のまとめです。各地の書店にありますのでよかったら。
今週も「覚悟」について考えることがあった。数日経って何のことだったか具体的には思い出せないのだが、最近そういうことを考える機会が多い。
先日、人から誘われて進みかけていたとあるプロジェクトに、自分としては珍しくストップをかけた。ざっくりいうと商品をつくって売るという話なのだが、ちゃんと調べたり考えたりすればするほど、どのマーケットにも先駆者がいて、そういう人たちはかなり本気でやっている。
それを越えようと思ったら、少なくとも段違いの知見や才能がない限り、特に立ち上げの段階では、なにかの片手間では難しい。じっくりリスクのない範囲でやっていくなら別だが、ある程度リスクを取っていくならなおさらである。
ここで必要なのが覚悟の話になってくる。Xかなにかで横浜が優勝したときのDeNAの会長のインタビューが話題になっていた。「同じことやってうまくいく人といかない人がいるが、その差はそれをどれだけ本気でやったかどうか」という話。精神論ぽいけど、いろいろ同時並行してうまくいかなかったこと、いろんな経営者の人に聞いてきた話を総合するとマジでそうだよなと思う。
あんま暑苦しくなってもしょうがないし、もう自分ひとりじゃなくてチームでやっていこうと思っているので、自分の中で考えすぎないようにもしているが、覚悟が見えるからこそ生まれるグルーヴもあると思う。考えることは考えて、人と話すことは話していきたい。
突き上げの話
覚悟を決めると突破しなくてはいけないものがある。やろうとしていることが一見狭くて広がりのないマーケットである場合、得てして既存のプレイヤーから反発が起きがちである。でも自分はそれを望まないし、一貫して「お金の取り合いに参加する」のではなく「新しいお金を取ってくる」ことにこだわってやってきた。それはきっとこの先もそうだろう。
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